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バルカンの亡霊たちは10年以上前にブルガリアの仕事をしたときに読んだ。ユダヤ人の著者が東欧革命の様子を取材したもの(?)、ルーマニア革命当時の人々の屈折した状況も記されている。高樹のぶ子の百年の預言は冷戦構造の崩壊を背景としたウィーン、金沢、ルーマニアとグローバルな展開の中、恋と身を焦がす恋愛小説。嘘つきアーニャの真っ赤な真実は、ロシア語の通訳、米原万里のエッセイ、アーニャはユダヤ系ルーマニア人、プラハのソビエト学校時代の同級生の話、最近、著者は癌で亡くなった。赤い王朝はルーマニアで仕事をし始めて購入したもののまだ読んでいない。ルーマニア史は歴史的な背景を把握すために役立った。

私が滞在した1999年12月は奇しくも1989年の12月のルーマニア革命から10周年の月であった。そのときの真相はいまだはっきりしていないようだ。生活は困窮を極め、他の元共産主義国と同様チャウセスク政権時代のがよかったとの声も多い。赤い王朝はそんな視点で読んでみたいと思っている。

 

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