ブカレスト、1999年11月
1999年11月、晩秋のブカレスト、澄み切った青空が広がるときは清々しく心地よかった。ただ、経済はガタガタで失業率が異常に高かった。
ブカレスト点描
ブカレストといえばチャウセスク元大統領が残した人民宮殿とパリのシャンゼリゼ通りを模したウニリ大通りだろう、単に巨大なだけでなんともつまらない都市構造になってしまった。この辺り、旧市街だったようだがこの大改造で消滅した。遺物のように残されたこれら専制主義的な建物や都市はブカレストの特徴となってしまった。
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| People's Palace | Boulevard Unirii |
歴史地区（Calea Victoril-Blvd.Regina Elisabeta-Blvd.Ion C. Bratianu-Dambovita)
Calea Victoril-Blvd.Regina Elisabeta-Blvd.Ion C. Bratianu-Dambovita Riverに囲まれたブカレスト旧市街地区には歴史的な建造物が多く残り、そのまま利用されている。下の写真は中央銀行。
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| Central Bank of Romania |
北駅
ブカレストの鉄道の玄関は北駅となる、国際列車がこの駅に発着する。ここは偽警官、ボッタクリタクシー、スリなど治安の面で名声を馳せていた。プチパリ、ブカレストとしてはパリ北駅の風情だろうか。
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Gara de Nord |
クリスマスシーズンと為替レート
1999年末、街を歩くとささやかだがクリスマスのデコレーションが見られた、ルーマニアは正教会なのでクリスマスは1月となるが、厳しい経済状況の中、ここだけほっとするような暖かさがあった。中の写真は為替レート、USD=18,000だ。左はブカレスト市役所内の仕事部屋、窓の形が気に入っていた。
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| X'mas Display (1999) | Exchange Rate (Dec.1999) | PMB |
右：ブカレスト市役所での調査団事務所
トランシルバニアへ
ルーマニア滞在最後となった1999年12月、仕事を早めに片付けて週末を利用してトランシルバニア地方のシギショアラへ足を伸ばした。ブラショフまでは1998年9月にブカレストで仕事を始めたときに出向いたが今回はそれより先のトランシルバニアだ。
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